アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎は、肌にかゆみを伴う湿疹(ぶつぶつ、赤み、カサカサ)が現れ、良くなったり悪くなったりを繰り返す病気です。単なる乾燥肌と考えず、「湿疹が2週間以上続く場合」や「強いかゆみで夜眠れない」といった症状が見られる場合は注意が必要です。これらはアトピー性皮膚炎に典型的な経過であり、皮膚のバリア機能が低下しているサインです。

主な症状

・かゆみを伴う湿疹
・乾燥してカサつく肌
・ぶつぶつや赤み、時にジュクジュクした炎症
・乳児期は顔、小児期は関節の内側に出やすい傾向

症状が出る場所はお子さんの成長に伴って変化しますが、症状を繰り返すこと自体がアトピー性皮膚炎の特徴です。

小児科受診の目安

次のような症状がある場合は、早めの受診をおすすめします。
・湿疹やかゆみが2週間以上続く
・夜眠れないほどの強いかゆみがある
・湿疹が繰り返し現れる
・自宅ケアでは改善が見られない

お子さんの皮膚炎はアトピー性皮膚炎だけでなく他の疾患の可能性もあります。
適切な診断、治療が大切です。

自宅でできる予防・対策

・乾燥を防ぐ保湿の徹底
・低刺激の衣類・洗剤の選択
・室内湿度の管理
・こまめな観察と小さな変化への気づき

これらの基本ケアに加え、症状が悪化する前に受診することが、症状の悪化を防ぎ、お子さんの健康な肌を守る鍵となります。

アトピー性皮膚炎が悪化するとどうなる?

アトピー性皮膚炎を放置すると、次のような影響が出る可能性があります。

皮膚の悪化や感染

掻き壊しにより皮膚が裂け、細菌感染のリスクが高まる

睡眠不足と生活への影響

かゆみから夜間の睡眠が阻害され、日中の機嫌や発達に悪影響

慢性化の悪循環

炎症が続くと皮膚が厚くなり、治療が長期化することがある

当院での対応について

火曜日・金曜日は小児科専門医が診察を行っています。アトピー性皮膚炎は単なる「乾燥した肌」ではなく、慢性的な炎症と免疫反応が絡む疾患です。自己判断で放置せず、正しい診断と治療で、症状の悪化を防ぐことが大切です。
「湿疹やかゆみがおさまらない」「症状を繰り返している」など気になる症状があれば一度ご相談ください。

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