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Colmunコラム
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「脱水」「熱中症」と聞くと多くの方は猛暑日の続く真夏を思い浮かべるのではないでしょうか。 しかし、実際は真夏だけではなく、蒸し暑くなり始める梅雨の季節こそ注意が必要です。
梅雨の時期は、体が急な気候変化に順応できず、暑さにも慣れていない状態のため、うまく汗をかけません。更に、雨が続くと湿度が高くなり、汗が蒸発しにくくなってしまいます。
そのため、体温調節がうまくできず、体に余分な熱がこもってしまうため、熱中症にかかるリスクが上がります。
とくにご高齢の方は、体温調節機能の衰えに加え、暑さを自覚しにくい方もいらっしゃるので、注意が必要です。
また心臓病、糖尿病、高血圧、腎臓病などの基礎疾患も、体温調整機能の乱れの原因になります。 治療のために薬を服用している場合は、薬の種類によっては発汗抑制や利尿作用があり、熱中症の原因になることがあります。
「のどが渇いた」と思う時点で、すでに体内の水分が不足しつつあります。 のどの渇きを感じる前に意識して水分を補給しましょう。
ポイントは、一度にたくさん水分を摂取して次の水分補給までの間を空けるよりも、少しずつこまめに水分を補給することです。
とくに、体から水分が失われやすい起床時、運動の前後、入浴前後、就寝前のタイミンでの水分補給をおすすめしています。
熱中症は体が暑さに慣れていないため起こりやすくなります。 自然に汗をかく機会を増やし、体温調節をしやすくすることがポイントです。
そのため、日頃からウォーキングや入浴などで発汗する習慣を身につけるようにしましょう。
汗を吸い、通気性のよい綿素材の衣類がおすすめです。吸汗素材や速乾素材のシャツもおすすめです。 首周りは熱がこもらないように、襟元をゆるめ、ネクタイもなるべく外しましょう。
疲れが溜まっているとき、風邪気味、寝不足など、体調が整っていないときも熱中症になりやすくなります。
夜更かし、深酒、食事を抜くなどの不規則な生活で体調を崩さないために、日頃から十分な栄養と休養をとり、健康管理を行い、規則正しい生活を心がけることも大切です。
熱中症の重症化を防ぐには、熱中症を疑った時の早めの対応が大切です。 自分で水分を補給できない時や、水分を摂取しても症状に改善が見られない場合はすみやかに受診をしてください。
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