「朝、なかなか起きられない」
「立ち上がるとめまいや立ちくらみがする」
「午前中はつらそうなのに、午後になると元気になる」

お子さんにこのような症状はありませんか?

成長期のお子さんにみられる体調不良の一つに、起立性調節障害があります。

起立性調節障害とは?

起立性調節障害は、自律神経の働きがうまく調整できなくなることで、立ち上がったときなどにさまざまな症状が現れる状態です。
特に思春期前後のお子さんにみられやすく、「朝起きられない」「学校に行きたくても体が動かない」といった形で気づかれることがあります。

本人の気持ちの問題だけではなく、身体的な症状が関係している場合があります。

どんな症状がある?

代表的な症状には、次のようなものがあります。

・朝なかなか起きられない
・めまい・立ちくらみ
・頭痛
・動悸
・強いだるさ・倦怠感
・食欲不振
・長時間立っていることがつらい
・午前中に体調が悪く、午後になると改善する

症状の現れ方には個人差があります。

症状が悪化しやすい要因

次のような状況で症状が悪化することがあります。

・睡眠不足や生活リズムの乱れ
・水分・塩分不足
・暑さ
・疲労やストレス
・長時間立ち続けること

日頃から十分な睡眠をとり、水分をこまめに補給するなど、生活リズムを整えることが大切です。

起立性調節障害の治療・対処法

まずは、規則正しい生活や十分な水分補給、急に立ち上がらないなど、日常生活の中でできることから取り組みます。
症状が強い場合や生活への影響が大きい場合には、医師の判断で薬による治療を行うこともあります。

気になる症状が続く場合は自己判断せず、医療機関へご相談ください。

「朝起きられないのは、ただの寝不足かな?」
「学校に行きたくないだけなのかな?」

そう思っていた症状が、実は起立性調節障害によるものかもしれません。
起立性調節障害は身体的な要因によって起こるため、本人の意志や努力だけで症状を改善することは難しい場合があります。

ですが、適切な生活習慣の見直しや治療によって改善が期待できる病気です。
気になる症状がある場合は、まずはご相談ください。
お子さんの症状や生活状況などを確認しながら、必要な診療を行います。

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